気密測定。

モデルハウスにて、断熱工事が完了したので、気密測定検査を実施しました。

気密測定とは、C値(相当隙間面積)を測る検査。建物にどれだけ隙間が空いているかを調べることです。

(全ての窓を閉めて、この気密測定器を使って建物内部の隙間を計測します)

 

 

何の為に??

 

 

高性能な住宅で最も重要な要素の一つは断熱性能であり、建物の中の温度を寒さや暑さから守るために、防寒着やクーラーボックスの保温効果のような役割を果たします。

 

 

ただし、いくら性能が良い100%ウール材の防寒着でも穴が開いていたり、手首の部分がスカスカだったり、高級なクーラーボックスの蓋がきちんと閉まらなければその効果は激減することは容易に想像できると思います。豪華な内装やかっこいい外装をしている高級車だけど燃費がめちゃめちゃ悪く維持管理費がばかにならないような感じです。

(外気の影響を受けやすい小屋裏やユニットバスの下はしっかりと断熱、今回の断熱材は環境に優しいアイシネンhttps://www.icynene.co.jp/吹き付けを採用)

 

住宅も一緒です。

 

つまり、いくら良い断熱材を使っても気密が悪く隙間だらけでは、せっかく温めたり冷やしたりした空気がすぐに逃げてしまい、エアコンの効率がどんどん低下してしまうのです。

 

このようなことを防ぐためにきちんと気密測定器を用いて隙間がどこにあるかを未然に見つけ修正することが大切です。

 

自転車のパンクを見つける時に水中にチューブを入れて空気がどこから漏れているかを見つける作業と似てますね。

 

今回の気密測定で出たC値は

 

0.7㎝/㎡

 

1.0cm/ ㎡を切れば優秀と言われる中で中々良い数値がでてます。

ちなみに2013年の新省エネ改正法の基準で徳島が属するⅣ地域は5.0㎝/㎡以下とされていますが、

 

5.0㎝ではスカスカですね。

気密性の悪い家はせっかく温めたり、冷やしたりした空気が外気に熱を奪われてどんどん光熱費が高くなってしまします。

逆に言えば、気密性の高い家は少ない電気代で、快適な空調環境が保てるということになります。

 

高気密高断熱化にはある程度のイニシャルコストはかかりますが、長期スパンで見ると快適な住空間を得ることができ、ランニングコストが大幅に減ることを考えると、家選びは慎重にするべきです。

 

冬暖かく、夏涼しい家。そのために高気密高断熱化が絶対条件です。

ただし、高気密高断熱だけでは良い家はできません。

太陽の光、通風、計画換気、窓の性能。と色々な要素が重なって快適な住環境が実現します。

建物は仕上げてしまえば大差なく見えてしまい、こうした見えない大切な部分の優先順位は低くなりがちです。

住んでから、寒い、暑い、光熱費が高くならないような家を選択することが大事ですね。