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一生のうち、住宅にかけるお金は建築費+住宅ローンでは決まりませんという話

オートリホーム社員ブログをご覧の皆様、こん○○は。

営業の北條です。

徳島県もだいぶ秋っぽくなってきたなーって思ってたら、気が付いたら11月。年々月日が経つのが早く感じてきましたが、今年は転職やらパッシブハウス関連の研修やらで特に早いと感じています。

さて、本日の記事は、オートリホームが提案する住宅

「生涯住居費が一番少なくて済む家」

のご説明です。

皆様が住宅を計画する際、最も気にするのが、建築費用と住宅ローン金利だと思います。

この二つ、確かに重要です。

金利は0.1%変わるだけでも、35年間で支払う金額は大きく変わってきますからね。

0.1%金利が上がったら3000万円の借入なら、35年間で60万円以上支払いが増えてしまいます。

建築費も、ローコストメーカーと工務店では2~300万違う場合もありますので、これも大きいですよね。

でも、家の建て方によっては実はもっと大きな差が出ちゃいます。

それが、「光熱費」と「メンテナンス費」

この記事ではこの二つの費用でどれくらい差が出てしまうのか、シミュレーションしてみます。

光熱費の差はバカになりません

まずは光熱費から。

例えば、30坪の4LDK の総二階の建物を建築したとします。

LDKは開放的にしたいので、吹き抜けを設けたい!

コミュニケーションを重視して、リビング階段にしたい!

というご要望をかなえ、建築したとしましょう。

住宅の外皮性能は、かたや徳島県の改正省エネ基準である、Ua値0.87を少し上回る性能の0.77くらい。もう一つの建物はオートリホーム標準のUa値0.57程度とします。

では、早速、建物燃費ナビ(PHPP)でシミュレーションしてみます。

電気料金は四国電力の新電力プラン「でんかeプラン」、オール電化の建物、冬は室温20度、夏は室温27度になるようにシミュレーションしてみました。

結果はUa値0.77の家の場合

つづいてUa値0.57の家の場合

年間で58,698円オートリホーム仕様のほうが電気代が安く済むようです。

仮に40年間住むとすると58,698×40=2,347,920円

・・・金利0.1%どころの騒ぎではありませんね。。。

ちなみに、Ua値0.77から0.57くらいにするのに必要な初期費用は約70万円程度。

生涯住居費として計算するなら、234万-70万=164万

最初に70万円投資することで164万円支払いを少なくすることができました。

メンテナンス費もめちゃくちゃ大事

では次にメンテナンスコストを考えてみます。

メンテナンスで大きなお金がかかるのが外壁と大きな地震が来た場合の改修費

まずは外壁。

かたやKmewの親水セラ16㎜。オートリホームの家はKmewの光セラ16㎜+高耐候シーリング。

だいたい初期費用の差は30万円弱。この初期費用をメンテナンスコストで回収できれば生涯住居費を下げることができます。

結果は・・・

KmewのHPによると30年間で145万円ほど生涯住居費を削減できるようです。

先ほどの光熱費と合わせると、300万円超えて削減することができました。

つぎに、大地震が来た場合の改修工事費用について。

現在新築されている建物は、耐震化されています。

建築基準法で定める最低基準の建物の強さはこう決められています。

株式会社インテグラル様 住宅診断士ホームズ君より引用

数百年に一度発生するであろう地震にあっても倒壊、崩壊しない程度が耐震等級1です。

で、それの1.25倍耐力があるのが耐震等級2で1.5倍耐力があるのが耐震等級3です。

・・・じゃぁ耐力ってどう増やすのよ!?という点を簡単にご説明すると、地震に耐えられる壁の量を増やそうぜ!ってことです。

この壁のことを耐力壁というのですが、この壁が少しづつ壊れてくれることで地震の揺れを抑えてくれます。

ようは、耐震等級3というのは、耐震等級1の建物と比べると1.5倍壊れしろがある建物であるといえます。

では、壊れてしまった耐力壁の耐力はどうなるのでしょうか?

もちろんそのままでは次の地震に耐えることができません。

例としてよく挙げられるのが、熊本の地震。

この地震は数百年に一度くるであろうと想定される規模の地震が、短期間に二回続けて起こってしまい、甚大な被害をもたらしました。

この地震では耐震等級2の建物も倒壊してしまいましたが、なぜ倒壊してしまったかというと、一度目の地震で本来住宅を支えるべき耐力壁がダメージを受け、体力がなくなってしまったところに2回目の地震を受けてしまったことが要因と言われています。

そこで活躍したのが制震ダンパーという装置です。

この装置の役割を簡単に説明すると、地震の揺れを大幅に軽減してくれるブレーキをかけてくれる装置です。

このダンパーのおかげで熊本地震でも食器棚から食器さえ落ちなかった住宅もあります。(日経アーキテクチュア記事によると)

で、本題。

もし耐力壁にダメージを受けるレベルの地震にあってしまった場合、補修しなければ済み続けることができません。この補修は外壁の着脱を伴いますので、メンテナンスのコストは数百万円かかることもざらです。

制震ダンパーを入れておけば、耐力壁に対するダメージはかなり抑えられますので、メンテナンスをしなくても住み続けることも可能です。

生涯住居費として考えるなら、制震ダンパー採用する場合の初期費用は40万円くらいですので、もし補修費用が300万円かかるとするなら、260万円もお得になります。

先ほどの300万と合わせると560万円も生涯住居費を削減することができますね。

さらにランニングコストを抑えるオートリホームの住宅

いかがでした?

工法と仕様だけでかなりの生涯住居費を削減できることがお分かりいただけたかと思います。

記事には書きませんでしたが、オートリホームの住宅は全棟長期優良住宅の認定を取得し、耐震等級3となっています。

つまり、記事にしたランニングコストに加えて、税金と保険を安くすることができます。

このブログをご覧の住宅を検討しようとしている方は、建築費とローン金利だけではなく、生涯住居費という概念を念頭に入れて家づくりしてくださいね!

もし、詳しいシミュレーションがご覧になりたければ、お気軽にオートリホームまでお問い合わせください。

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