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徳島で高性能住宅ってどの程度の性能の住宅を指すのか問題

オートリホームブログをご覧の皆様、温熱環境マニアの北條です。

今年の冬はあったかいですねー。我が家も例年通りの暖房をかけて過ごすと、室内が暖かくなりすぎて寝付きにくいため、少し暖房温度を例年より下げました。

そんな我が家のスペックは築10年ということもあり、今建築されている建物には性能面で負けてしまっています。

オートリホームの現在の標準スペックは、Ua値0.56、Q値1.6、C値0.7を推奨していますが、私の家はUa値で0.682、Q値2.06、C値2(気密測定を行っていないので、工法からの推測値)程度です。10年前にしては頑張ってるほうだと思っていますが、最新の住宅と比べるとやはり断熱性能では劣ります。

もし今のオートリホーム標準スペックで建築していたとすると、電気代が3300円/月くらい下がり、10年間で396000円くらい光熱費を払わなくて済み、さらに新築時に買うエアコンも10万円程度ちいさい出力のものでOKだったことを考えると、家族4人でいく石垣島旅行代くらいは十分ねん出できそうです。

・・・書いてて悲しくなってきたので、本題に移ります。

徳島県で住宅を建てる場合、どの程度のスペックを持った建物であれば、高性能住宅と呼べるのでしょうか?

高性能住宅といえる断熱性能とは

では、断熱性能から。

平成25年省エネ基準がUa値0.87、私の家が0.682。ZEHが0.6。

HEAT 20 G1が0.56、G2が0.46、G3が0.26

オートリホームがだいたいG1レベルということもあり、高性能住宅はUa値0.56である!といいたいところですが、2020年現在では、Ua値0.56は最低限クリアしときたいスペック程度です。

高性能住宅だ!!と胸を張って言えるのはUa値0.46以下くらいのスペックが欲しいところです。

気密性能では、外周部に構造用パネルを貼る木造住宅であれば、特に気密性に留意しなくともC値2くらいは出ているので、高性能住宅をうたうのであれば、最低でも0.7くらいは出しておきたいところです。

もちろん、実測しないところは高性能住宅であるという権利もないと思います。

高性能住宅における耐震性能

お次は耐震性能について。

これは現在住宅を建築するのであれば、当然耐震等級3はとっておかなければ高性能住宅の土俵にも上がれません。

もちろん、きちんと第3者機関の評価をうけ、公的にも認められた耐震等級3でなければダメですよ。

世の中には耐震等級3相当とかいう、自社だけで計算して、壁量だけ満たしてます!みたいな住宅会社、結構ありますので。

で、耐震等級3にプラスして、できれば揺れを軽減できる装置(免振OR制震)が付いていれば、高性能住宅といえるのではないでしょうか。

メンテナンス性能も重要です

最後にメンテナンス性能。

住宅は建築した後、最低でも40年くらいは住み続けますよね?

40年間住んでいると、様々な個所が傷んできますが、高性能住宅であればそのメンテナンスコストを抑えることができます。

外壁なら15年保証がついているサイディング+高耐久シーリングくらいは最低使っておきたいところです。

できれば、ガルバ、タイルなどの外壁であればなお良しです。

屋根もガルバや軽量陶器瓦などを使いましょう。コロニアルであれば、コロニアルグラッサ以上のグレードのものを選んでください。

それから、基礎の配管周りのメンテナンスのしやすさを担保するために、長期優良住宅も認定もらっておけば安心です。

徳島における高性能住宅まとめ

いかがでしたか?

高性能な住宅であるといってもいい住宅性能をまとめてみました。

オートリホーム標準仕様では、建物の断熱性能のみUa値0.56と0.46には及びませんでしたが、少額でアップグレードすることができます。

それ以外の耐震性、メンテナンス性は標準で十分クリアすることができますので、徳島県で高性能住宅を検討されている方は、ぜひ一度オートリホームにご相談ください。

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